近年、フリーランスとして活動し始める人が増えてきました。
フリーランスとは企業などの組織に所属せず、主に業務委託の契約を結び、仕事や事業を受託することです。
今回はそんなフリーランスの仕事の中でも、特に稼ぎやすい仕事を10個厳選して紹介します!
フリーランスは実際稼げるのか?
会社に所属しない分デメリットはありますが、給料に際限がなく、努力次第では一般的な会社員の給料よりも稼ぐことが可能です。
しかし、決して容易なことではなく、稼ぐためには自分なりの稼ぐ方法を実際に経験しながら身につけていく必要があります。
フリーランスで稼ぐのが難しいと言われる理由
スキルが必要だから
フリーランスはスキルが必要不可欠となります。
ライターであればライティングスキル、webデザイナーであればコーディングスキルやillustrator、photoshopのスキルなど職種に応じてスキルを求められる場合がほとんどです。
スキルがまだない場合はスキルなしでもOKな仕事を数多く請け負ってスキルを身につけていくのが最良の方法です。
実務経験がないと仕事を得にくいから
スキルと同様に実務経験を必要とする職種は少なからずあります。
スキルや実務経験が問われない仕事もありますが、そうした案件は他の案件の報酬に比べ安い傾向にあります。
会社員時代あるいは学生時代のアルバイトなどで経験していない職種をどうしても仕事にしたい場合は正社員やアルバイトとしてその経験をつけてから独立すると良いかもしれません。
契約期間が短い案件が多いから
フリーランスとして請け負う案件は契約期間が短いものが多く、安定して稼ぎづらい傾向にあります。
また自ら積極的に仕事を取るための行動をしなくては行けず、仕事が取れない場合には収入が減少してしまう可能性もあります。
安定して稼ぎたい場合は会社に所属するなど、一定の契約期間が保障されている場所で働くのが良いでしょう。
社会保険料を自己負担しなければいけないから
会社員からフリーランスになった場合、労災保険や雇用保険に加入できなくなり、全額自己負担になります。
また、厚生年金の加入も外れ、国民年金へと切り替える必要があります。
代わって国民年金基金やiDeCo(個人型確定拠出年金)に加入することができます。
フリーランスで稼げる仕事10選!
システムエンジニア
平均年収:780万円
必要スキル:システム設計、プログラミング、コミュニケーション
フリーランスのシステムエンジニアはクライエントと蜜にヒアリングを重ねる必要があるため、在宅で働くというケースはあまりなく、会社に常駐あるいは出向するパターンがほとんどです。
そのため、在宅で働きたいという方には不向きかもしれません。
ただし、会社員よりは自由な時間が確保できるため、自分の磨きたい専門スキルにコミットするなど会社員に比べて時間を有効に活用することができます。
Webマーケター
平均年収:540万円
必要スキル:SEOの知識、コンサルティング、プログラミング(あったほうが良い)
Webマーケターはこれからのデジタルシフトにより、需要がさらに高まることが予想されています。
また、在宅案件が多く、場所や時間に縛られずに仕事ができるといったメリットがあります。
プログラミングスキルは基本的になくても行えますが、持っていた方が仕事を効率的に運びやすくなり、またエンジニアとのコミュニケーションがしやすくなる利点があります。
未経験の場合でもスクールなどでスキルを磨けば、フリーランスとしても活躍できます。
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Webコンサルタント
平均年収:700万円
必要スキル:問題解決、コミュニケーション、SEOの知識
WebコンサルタントはWebマーケターと違い、企業への経営面でのアドバイスをすることがあり、
仕事を受け持つにはこれまでの実務経験や実績が鍵を握ります。
スキルとしては、問題解決能力やヒアリングの能力、SEOなどマーケティングスキルが求められ、企業からの信頼を得ることが重要です。
Webデザイナー
平均年収:350万円
必要スキル:デザイン(Photoshop、illustratorなど)、ヒアリング、SEOの知識(あった方が良い)
年収が少なく感じられるかもしれませんが、あくまでも平均年収であるため、中には年1000万円以上稼ぐWebデザイナーも存在します。
Webデザイナーは未経験でもスキルがあればフリーランスとして活躍していけるため、スクールや独学で学び、スキルを磨いていくと良いでしょう。
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インスタグラマー
平均年収:360万円
必要スキル:マーケティング、撮影
インスタグラマーは年収の幅が広く、年に100万円未満しか稼げない人もいれば、1000万円以上稼げる人もいます。
主な収入源は広告で、企業と契約を結び、商品やサービスの宣伝をする対価として報酬が得られます。
基本1フォロワーで1円とされており、知名度が上がれば上がるほど、収入アップが見込めます。
スキルというよりも、センスや継続力が必要となる仕事です。
Youtuber
平均年収:900万円
必要スキル:マーケティング、企画、動画編集
最近ではかなり広く浸透している「Youtuber」という職業。
平均年収は高いですが、もちろん誰でも簡単に稼げるわけではありません。
動画編集は誰かに依頼することはできますが、財力に余裕がない限り基本は自分で動画編集を行うため、最低限の動画編集スキルが必要になります。
技術的なスキル以外にも、コンスタントに動画を投稿できる継続力が必要となります。
イラストレーター
平均年収:360万円
必要スキル:デザイン、コミュニケーション
元々フリーランスで活動する人が多いイラストレーターですが、会社勤めや未経験からフリーランスとして独立するためには、ポートフォリオを充実させたり、積極的に自分から営業をしていかないと仕事を得ることができません。
近年はデジタル化してきているので、PhotoshopやIlustratorなどのスキルがあると、仕事の幅が広がります。
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動画編集者
平均年収:450万円
必要スキル:動画編集、ソフト操作(Adobe Premiere Pro、Adobe After Effects、Final Cut Proなど)
フリーの動画編集者になるには、実績や実務経験の有無が仕事を請け負う際に重要となります。
しかし、未経験からでもスキルさえあればなることは可能で、スクールや独学で必要スキルを身につけていくことができます。
以下の記事で詳しく解説しています ↓
フリーランスの動画クリエイターの年収やなり方について解説!不動産営業マン
平均年収:650万円
必要スキル:営業、ヒアリング、提案
不動産営業マンのフリーランスはなかなか想像がつきにくいかもしれませんが、不動産営業でフリーランスとして活躍されている人も中にはおられます。
そもそも不動産営業は、営業成績次第で給料が増減するため、フリーランスになっても営業成績の良し悪しによって年収が変わってきます。
場合によっては、年収2、3000万円以上稼ぐことができ、人脈が年収アップの鍵を握ります。
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個人投資家
平均年収:423万円
必要スキル:投資に関する知識や経験
自分の資金を用いて投資を行う個人投資家。
兼業として投資を行う人も多いですが、専業投資家として投資のみで生計を立てている人も少なからず存在します。
運でたまたま儲けることができても、継続して稼ぐことは難しく、投資に関する知識や経験が必要となります。
人によって、また投資の種類によって稼げる額も大きく違い、逆に利益がマイナスとなることもあり、リスクのある仕事と言えます。
投資家として成功するにはリスクとリターンの関係性をしっかりと理解し、リサーチを怠らないことが重要となります。
フリーランスで稼ぐのは実際難しい?
稼げれるか稼げないかは結局のところ、自分の努力次第となります。
平均年収が高いからといってそれを目指すのではなく、自分に合った仕事を地道に努力してこなしていくことで、スキルや実績がつき、年収アップにつながります。
フリーランスの良い点としては年収に天井がなく、際限なく稼ぐことができることです。
フリーランスとして本気で稼ぎたい場合は、自分でスケジュールやお金の管理をしっかりと行い、継続的に努力していくことが重要となります。